アプリ制作 Drop - 01 UX DESIGN ヘッダービジュアル
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App Design

マップ上で音楽を拾うアプリ『Drop』

2025.05〜 / 制作期間:1ヶ月半


既存のSNSでは扱いにくい「まだ言葉になる前の感情」に着目し、それを位置情報と音楽に変換して共有するアプリを制作しました。

着想の背景として、高揚感や苛立ち、不安といったまだ整理されていない感情は、評価や反応を前提とするSNS空間では安心して発信しづらいという違和感からでした。例えば、十分に言語化できない不安をSNS投稿した結果、おせっかいな助言や過剰な反応を受け、かえって傷ついてしまう可能性などです。

こうした状況を課題として捉え、感情をあえて言語化せず、音楽と位置情報によって交換する設計を考えました。

まずユーザーは自身の感情に結びつく楽曲を選び、地図上の好きな場所に送信します。受け取り手はその場所を通りかかった際に、偶然その楽曲と出会う仕組みです。

言葉を使わない抽象的なコミュニケーションとすることで、送信側の心理的負担を軽減し、受信側には自由に解釈をする余白を生み出しました。

本制作を通じて、感情を「説明するもの」ではなく「そっと置くもの」と再定義し、評価に依存しない新たな価値交換の可能性を提示しました。

▪️なぜ音楽、位置情報?

音楽は人の体験や記憶と強く結びついており、特に場所の思い出と密接に関係していると考えました。また、音楽という抽象的な媒体に感情を乗せて交換することで、特定の感情を一方的に押し付けたり、押し付けられたりすることがありません。さらに、位置情報と結びつけて感情を共有することで、受け取り手が「誰かがこの場所でこんな気持ちになったのかもしれない」と自由に想像できる余白が生まれると考えました。

ギャラリー

Dropアプリ展示会場でのプレゼンテーションの様子
Dropアプリを来場者に説明している様子

技術スタック

制作時期2025.05〜
制作期間1ヶ月半
フロントエンドNext.js 15 (App Router)
バックエンドSupabase (PostgreSQL)
位置情報Geolocation API
音楽連携iTunes Search API、Odesli API
AI機能Groq(感情テキストの抽象化)